(この記事は2018年11月現在の情報です)
秋は山歩きには良い季節!
という訳で、この秋は毎週のように城めぐりをしておりまして、
記事の作成が全く追いつかない次第でございます。
先日、大阪の金剛山へ行ってきました。
当初の目的は、100名城に登録されている「千早城」
でしたが、まだ行ったことがなかった金剛山、
その山頂のライブカメラにも映ってみたいと思いまして(o^^o)
ですので、まずは楽してロープウェイで上り、
金剛山頂を経由して、歩いて下りながら千早城趾に
おじゃますることにしました。
大阪駅からのアクセスからご紹介します。
【目次】
- なんば駅と金剛山ハイキングきっぷ
- 南海バスと金剛山ロープウェイ
- 金剛山頂を目指して
- 金剛山頂 1,125m
- 金剛山頂から千早城趾へ向かう
- 楠木塚と千早神社と千早城趾
- 金剛山(千早本道)登山口へ向かう
- 千早本道 登山口
- バス停「金剛山登山口」
- 100名城スタンプ捺しに
- 金剛山コース
- おわりに
なんば駅と金剛山ハイキングきっぷ
▲神戸から大阪(梅田)駅へ。
大阪で地下鉄の御堂筋線に乗り換え
「なんば」で降りますⓂ️
なんばからは南海鉄道です。
「南海なんば駅」まで少し歩き、
2階にある「駅サービスセンター」で
「金剛山ハイキングきっぷ」を購入。
パンフレットも一緒にくれました。
電車往復乗車券、バス往復乗車券、金剛山ロープウェイ2割引サービス、河内長野駅周辺店舗での特典や割引があります。
通年販売しています。
「南海なんば駅」からの利用で大人一人@1,690円。
(通常運賃から最大20%オフになるようです)
詳細はこちらをご覧ください▼
南海バスと金剛山ロープウェイ
▲南海鉄道でなんば駅から河内長野駅まで30分前後
河内長野から南海バス❸番乗り場
「金剛山ロープウェイ前」
行きに乗ります🚌💨
時刻表(改正されることがありますので事前にサイトにて確認してください)▼
(※印は、12/16〜3/15の間運行)
「金剛山登山口」と「金剛山ロープウェイ前」
がありますが、今回私たちは
登りだけロープウェイで楽チン登山することに。
▲「金剛山ロープウェイ前」(終点)で降りて
直ぐかと思いきや、まぁまぁ登りました💨
10分ほどです。
真ん中写真は、ロープウェイ「千早駅」。
後ほど改めてご紹介しますが、
「千早城跡」を目指す方は、
終点一個手前の
「金剛山登山口」から直ぐです。
本来なら大人片道@750円が
ハイキングきっぷ提示で@600円になりました
▲季節により多少時刻表は変更するようですが
平日・土曜は30分おき、
日祝は15分おきに運行しています。
詳細は「金剛山ロープウェイ」で検索してください
▲出発しまぁす!🚠
ロープウェイは索道とも言い、鉄道の一種です。
▲ケーブルカーと同様、
真ん中で上り下りがすれ違います。
景色もいいですし、ワクワクしますね。
所要時間6分で一気に海抜975mまで登ります
金剛山頂を目指して
▲ところどころに周辺地図や道標があります。
とりあえず、1.7km先の山頂を目指します。
▲ロープウェイ「金剛山駅」をあとに
登っていきます
▲この辺りで出会ったオジサマが暫くお伴して下さり、植物の名前や道を教えてくださいました。
植物を見て回っておられる方のようで、
「よくいらっしゃるんですか」の問いに
「金剛山は700回」だそうです。
展望台
▲ちょっとした展望台があります。
▲視界のいい時は、関西国際空港や明石海峡大橋
が見えるようですよ
この日は少し霧っぽい感じでした。
大阪府最高地点
▲右下の道を行くと山頂ですが、
山頂を目指す前に、左上の「大阪府最高地点」を
見に行ってみましょう。
この分岐から右は奈良県、左は大阪府だそうです。
▲こちらが「大阪府最高地点」標高1,053m。
緑の看板の向かって左に2つ石柱がありますが
左側は大阪府の、右側は奈良県のものだそうです。
金剛山頂は奈良県に入るようですね。
▲先ほどの分岐点に戻り、右の道を行きます
杉がたくさん生えています
湧出岳 一等三角点へ
▲矢印で左は「楽な道」、右は
「健脚向き、湧出岳(1,112.2) 一等三角点へ10分」
と書かれている看板があります。
先ほどのオジサマがまた現れて、何気に右の道を勧めて下さったので、そちらを選択。
▲右って、こんな道ですけど、、、
熊笹が道を覆っていて、足元もデッコボコ
▲おまけに倒木だらけの、、、
アドベンチャーか
▲辛うじて、人が踏んだんだろうな、という
スジに沿って歩きます
▲植物が迫ってる所って何だか不気味ですよね。
蚊や蜂が居なくなった時期で良かったです。
ワタシかなり虫を惹きつける体質のようなので💧
▲この辺まで来るともう安心。
▲左手に鉄塔が出てきました。
分かりにくいので見逃しそうですが、
この鉄塔の奥(左折)が少し小高くなっていて…
▲「湧出岳・三角点」の石柱がありました。
▲一等三角点1,112m前後のようです。
▲分かれ道や分かりにくい箇所には看板や道標がありますので大丈夫。
「山頂」目指します。
0.3km、もう少しです。
葛木神社と金剛山最高峰
▲「葛木神社」の領域に入るようです。
▲樹齢約五百年の「仁王杉」を過ぎ…
▲「葛木神社」内にあります
金剛山最高峰、海抜1,125mの石碑
▲境内から下りて「国見城趾」を目指します。
▲▼「夫婦杉」
▼「国見城趾」が金剛山頂の広場になっています
▼気温「7℃」ですが、ずっと歩いてきましたので
寒くありません。
▲200回以上登ってきた人の名前がズラリ
▲登山回数捺印所、売店、お手洗いもあります。
金剛山頂 1,125m
▲上に見えるは!国見城趾です。
▲テレビでは見たことありました、金剛山頂!
この「金剛山頂」看板に向かってライブカメラが
回っており、毎時00分には静止画像が
金剛山のホームページにアップされます。
▲花はうすみどり、5月上旬満開の「金剛ざくら」。
広場では皆さんお昼ごはんを食べたり
景色を眺めたり…
ワンちゃんのお散歩に来る人も。
▲お天気が良いと、阪堺神が一望できるそうです。
▲「金剛山赤坂古道」の案内看板。
上下の赤坂城趾や楠公所縁の地にも
いつか行ってみたいと思います。
金剛山頂から千早城趾へ向かう
▲千早方面へ下山し、千早城を目指します。
「千早本道 登山口へ約3km」の道標があります。
「あとどれくらい」か分かると安心しますね。
▲金剛山は、金剛生駒国定公園になっています。
▲さぁ、ここからはどんどん下ります。
時折、わずかに紅葉が現れ、目を引きます🍁
金剛山は、登山トレーニングや耐寒訓練などにも
使われているようです。
冬季は、雪が積もりますので、
アイゼンが必須だそうですよ。
ストックも、あるとバランス調和に
良いかもしれません
*装備品はご自身に合うものを吟味して選びましょう
▲どんどん下ります
▲お手洗いがありました。
此処は山頂から400mほど下りた5合目です。
逆方向へ登っていくのはかなりキツそうな道です。
楠木塚と千早神社と千早城趾
▲5合目から15〜20分ほど下りた右手に
「楠木正儀の墓(楠公首塚説あり)1680年建立」
と書かれた塚がありました。
▲そこから4分ほど下った所、右手に
「大楠公城跡」の石碑が現れました。
小さく「千早城跡」の矢印看板と標高634mの表示。
左手には休憩ベンチが2台ほど設置してある所です。
▲ここ、合ってるよね?
と半疑のまま進みます。
▲矢印もあったしな、、、。
▲右手を仰ぎ見ると、
こんもり小高くなった丘の上に
何かありそうな感じ…。
▲スマホのカメラで寄ってみました。
石垣の上に石碑が建っているようです。
写真では分かりづらくてすみません。
▲(左写真)→小さく開かれた場所に出てくると。
(中央写真)→コンクリートベンチがあって、
「神聖な領域ですからここから先は立入禁止」
と書かれた小さな看板が置いてありました。
丘には登ってはならないということです。
(右写真)→向こう側に下り口があります。
▲枯葉絨毯の石階段を下りていきます。
千早城本丸跡
▲「千早城本丸跡」の矢印看板
▲千早城本丸は、
のちに祠が建てられ千早神社になりました。
▲祠の奥へ回ると
「立入りをご遠慮ください。この裏山は千早神社と一体で、神聖な場所です。千早神社」の看板。
この奥は、先ほどの
石垣と石碑があった丘の領域でしょうか。
▲下に続く階段を行きます。
▲階段が続きます。
▲下りた右手にありました。
「史跡 千早城趾」の石碑。
▲昭和14年3月建設。
▲どんどん下ります。
▲御守りの由緒書き
▲人影はなく閑散とした平日の15時前。
▲下りてきて振り返った処の写真。
千早城趾(神社)へはこちらを上って訪問する人の方が
多いんでしょうね。
▲先に見える鳥居をくぐって右折下降します。
ちらほらと綺麗な紅葉が🍁🍁
金剛山(千早本道)登山口へ向かう
▼ここから下りの景色もとっても綺麗です。
千早本道 登山口
▼最後の鳥居を抜けて(左)
この階段を下りると(中央)
▲千早本道 登山口です(右写真)
千早神社の祠がある所から写真を撮りながら
約25分で下りてきました。
▲パワースポット千早城、難攻不落の千早城
の説明看板。
▲国史跡 千早城趾について、ご興味のある方は
写真をタップして拡大してご覧ください。
バス停「金剛山登山口」
▲100名城のスタンプを捺しに行く前に
帰りのバスの時刻を確認しておきます🚌💨
バス停は「金剛山登山口」。
▲「千早本道登山口」とバス停「金剛山登山口」
は目と鼻の先です。
100名城スタンプ捺しに
▲バス停から見て、登山口と反対方向に
スタンプ設置場の「まつまさ」さんがあります。
看板が出てますので分かりやすいです。
▲バス停から3〜4分で「まつまさ」さんに到着。
入り口入ってすぐの所にスタンプ設置されてます。
お食事ができ、お土産や持ち帰り巻き寿司、
ソフトクリームなどもありました。
金剛山コース
▲ワタシの今回の登山ルートをピンク矢印で
なぞってみました。
南海バス「金剛山ロープウェイ前」→
金剛山ロープウェイ乗り→
展望台→
葛木神社→
国見城趾(金剛山頂広場)
▲千早本道を下り→
千早神社・千早城趾→
千早本道登山口→
スタンプ設置場所「まつまさ」→
南海バス「金剛山登山口」
おわりに
ハイカーさんの多くは、
南海バス停「金剛山登山口」で降りて、
ワタシが下りてきた千早本道か、
「まつまさ」さんを通って金剛山登山道に入り、
登って行かれます。
下りてきて分かりましたが、
これを登って行くのはかなり大変そう!
実際、息を切らして登ってくるグループの方と
たくさんすれ違いました。
(はー💨マジかー💨もう帰りたい💧…とか^o^)
飛脚のように走って登り下りする方もいます。
今回ワタシがとったルートは、
頂上も城趾も見たい、「欲張り楽ちんコース」
(ワタシが勝手に命名)でした。
100名城「千早城趾」だけが目的の場合は、
「金剛山登山口」で降りて直ぐの千早本道登山口
から30分前後で到着します。
100名城スタンプだけが目的の場合は、
「金剛山登山口」で降りて、北〜北東方向へ
舗装道路を上って金剛山登山道沿いにある
「まつまさ」さんです。
ワタシはこの後、バスで河内長野へ。
南海電車で「なんば」まで戻って、
戎橋筋商店街をぶらりして帰路につきました。
▲この日の歩行距離は、15.3km。2.2万歩強。
上った階数66階でした。
心地よく歩き疲れた一日でした🌿