(この記事は2017年11月現在の情報です)
はじめに
神戸はこじんまりとした街
人口密度は、多すぎず・少な過ぎずの丁度いい感じ
性格も、関西の中では極ニュートラルな都市じゃないかな、と思っている
総じて過不足を感じない都市・神戸のいいトコロは、繁華街・居住地からほんのちょっと足をのばせば自然を愉しめることではないだろうか
車を持っていなくても、バスとケーブルで今の時期なら紅葉を見ながら🍁一時間も行けば標高880mに立ち、楕円に広がる大阪湾を一望できるのだ
東から、大阪の街〜堺〜泉南、中央辺りに和歌山の先端(加太港辺りかな)、遠く霞んでいることが多いがちょっと途切れてすぐに淡路島(由良港辺り)に繋がる
手前には、神戸港に六甲アイランド(ロクアイ)、ポートアイランド(ポーアイ)が見えるが、淡路島の東海岸線や明石大橋(明石と淡路島北端を結ぶ)は大概、山の影に隠れて見えない
(赤のマークは880mの展望スポットの辺り)
話が逸れてしまったが、そんな展望がたのしめる六甲山頂駅から、ロープウェイが出ており、有馬温泉まで12分間の空中散歩ができる
(詳細はこちらをご覧ください▼)
[有馬温泉までのルート]
JR六甲道駅
→神戸市バスに乗って
→六甲ケーブル下駅
→六甲ケーブルに乗って
→六甲山上駅
→六甲山上バスに乗って
→六甲山頂駅
→六甲有馬ロープウェイに乗って
→有馬(ありま)温泉まで行けます🚠
(お得なチケットセットは末尾に貼っておきます)
しかし実は、他にも
- 神戸繁華街の三宮と有馬温泉は、バス一本で繋がっていますし(35〜40分、700円〜770円)
- 東灘区や芦屋市などからは、半日かけてトレッキングしたあと名湯につかり、バス・電車などで帰ってくる人も。
三宮から有馬温泉までの電車・バスのご案内 | 有馬温泉 旅館 元湯龍泉閣
いろんなルートを選べるのも魅力の一つですね!
有馬温泉は、ちなみに
- 日本三古湯の温泉
- 林羅山の日本三名泉
- 枕草子の三名泉
に数えられ、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされたそうです。
今回は、JR六甲道で諸用を済ませたあと、急遽思い立って足を向けました、ちょっと気ままで無計画な六甲散策をお届けします。
残念ながらこの日は強風のため、六甲有馬ロープウェイは運休しており、乗れませんでしたので、山上レジャー施設でちょっと遊んで六甲ケーブルで帰ってきました。
また後日、有馬温泉に辿り着きましたら追加記事を書こうと思います。
このルートをお考えの方は、確認してから行かれることをお勧めいたします。
【目次】
JR六甲道から
▼JR六甲道から(阪急六甲駅前も通ります)
神戸市バス16番ルートの「六甲ケーブル下」ゆきで終点まで行きます🚌💨
(片道大人@210円)
▼今回私は、チケット屋さんで株主優待券@600円を2冊買いました。
グループの各種割引チケットが綴られていますが今回は
- 「表六甲周遊乗車券」を300円割引で購入できるチケット2枚
- 「六甲山上レジャー施設」入場引換チケット2枚
を使用します。
(六甲山上レジャー施設は3箇所以上入場するなら、入場料金の高いものから使えばよりお🉐です)
六甲ケーブル下駅
▼「六甲ケーブル下」に到着
六甲山は国立公園なんですね
▼「表六甲周遊乗車券」大人@1,350円を先程の株主優待券(300円割引)を使い、@1,050円で購入
この券は、
- 六甲ケーブル往復
- 六甲山上バスフリー(六甲山上駅〜各レジャー施設間〜六甲山頂駅の区間の乗降・回数フリー)
なので、ケーブルで此処に下りてくるまで失くさないようにしましょう
六甲ケーブル乗車
▼ケーブルカー到着〜
20分おきに運行、料金は通常購入で大人往復@1,000円、
片道@590円です。
▲進行方向の左側から下車し
▼進行方向の左側から乗車します。
この車両は「レトロタイプ」で、もう一つ「クラシックタイプ」の車両と2車両で運行しています。
▼ケーブルカーって平行四辺形、形が面白くて好き。
2輌編成になっていて、山下側の車輌は天井はシースルーで窓も開放された「展望車」、山上側は「箱型車」になっています。
中は階段で移動できます。
▼台風の翌日でしたので線路周辺で整備作業する人の姿がありました。
時折、プォプオー♪ と通過の警笛を鳴らします。
▼中間地点で「クラシックタイプ」とすれ違います。
此処だけ2車線になり、あとは単線です。
六甲山上駅
▼到着〜。
六甲ケーブル下駅から六甲山上駅までの距離約1.7km、高低差493.3mを約10分間で運行します。
六甲ケーブルの開業は昭和7年3月10日。
現在の車両は、初代から数えて3代目で、平成11年3月より運行しています。
▲イタリア・ミラノの会社と合同で作られたのかな?
▼「ROKKO MEETS ART 2017」のテーマで、あちらこちらに自由な発想のアート作品が展示されていました。
こちらは、明和電機さんの作業スタイルと巻き上げ機構をアーティスティックに展示されたもの。
▼六甲山上駅は、開業当初のままの姿で今日まで観光客の足となってきました。
近畿の駅百選、近代化産業遺産(平成19年.経済産業省指定)に認定されています。
駅舎の地下には、巨大な3基の滑車が車両を繋いだ鉄製のロープを巻き上げています。
▼標高どれくらいかな、ここからの眺めも良いですよ
六甲山上バス
▼六甲山上バスの時刻表
各レジャー施設で🚌降りたら確認しておきましょう
▼六甲山上バス🚌には、繁体字(台湾で使われる漢字)の広告が貼られていました。
この日も台湾人・香港人らしき観光客の割合が高かったように思います。
これは「甲子園歴史館」の広告。
▲▼「KANO」は、日本統治時代に台湾の嘉義農林学校が1931年に甲子園出場した時のことを描いた台湾映画(2014年)。
日本語読みした「かぎのうりん」を略した「かのぅ」が映画のタイトルになっている。
野球のことをあまり知らない私が観ても面白く、感動しました。8〜9割方は日本語だったと思います。KANO 1931海の向こうの甲子園 - Wikipedia
▼めっちゃ余談ですが
六甲山上バスで前に座ってた台湾人らしきおねぇさんのジャケットの刺繍ロゴ。
「SUPER DRY 極度乾燥」て(笑💧)…と思っていたら、これ、イングランドのアパレルブランド名だったんですね。
もっとも、このブランド名は発案者が来日した際に出会った「Asahi スーパードライ」にインスパイアを受けたとの事ですが…
因みに店舗は欧州を中心に展開しており、まだ日本には無く、近い所で韓国・台湾だそうです。
Asahiビールさんの懸賞か思たの私だけ?
▼お車の方、六甲山上レジャー施設内は、一日500円で停められるようです🚗
このお話は次回に続く
六甲山上のレジャー施設
- 六甲高山植物園
- 六甲枝垂れ
をお届けします
▲先ずは六甲高山植物園へ
今回私はたまたまチケット屋さんで購入した株主優待券の割引を利用しましたが、より自由なルートを楽しめそうなこちら▼の方が使い勝手が良いかもしれません。
六甲山観光はお得なチケットセットをご確認ください▼
お得な乗車券 | 六甲山ポータルサイト Rokkosan.com
続きはこちらの記事です▼