(この記事は、前回のお話から続いています)
というわけで、
PowerShot G7 X Mark IIの
カメラケースを作ってみることにしました。
【目次】
作り方
以前に作ったスケジュール帳カバーの
余りの革を使ってみます。
▲どんな型にしようかな〜と、模索しながら。
なんとか包めるくらいの大きさは残ってました♡
ギリですけど。
▲デジカメに当てがいながら
適当に革をカットします。苦作の形。
▲こんな感じです。
▲全体の展開図。
フタの部分のカッティング失敗しました💧
継ぎ接ぎします!
ちょっとイビツですけど気にしない気にしない…
▲ポンチで縫い穴を開けました。
歪んでても気にしない。
ホントはキレイに目打ちします。
私は目分量でフリーハンド。
▲薄いピンクの糸(カラーコード)を使って
バッテンに縫ってみました。チョコと苺のイメージ🍓🧡
ホントはオレンジか茶系にしたかった。
フタの部分をどうしようかと考えましたが…。
▲家にあったピンバッジと
縫い糸と同系色のヘアゴムででとりあえず対応。
ゴムをピンバッジに引っ掛けて留める形です。
ピンバッジの部分は、もう少し
相応しいものを見つけたら改造する予定です。
▲因みに、フタ留め用のゴムは
中で端を結んで(左写真)
輪の部分を、穴から出してきます。(右写真)
展開状態で(縫う前に)しておけば簡単です。
できあがり
▲上から見たらこんな感じです。
▲デジカメを収納したらこんな感じ。
ギッチギチです💧
まあ、革ですからそのうちいい感じに伸びて
フィットしてくれることを期待します。
▲ストラップ出口は
かなりワイルドなカッティング^o^
背面はシンプルです。
▲失敗したフタのパーツが図らずも、
上手い具合にカーブができて
フィット感アップに仕上がりました。
材料・費用・製作時間
▲①革の端切れ。家にあったやつ。
手芸屋さんで2,000円ほどで購入した革の1/4くらい
の面積なので500円相当でしょうか。
▲②今回の縫い糸は、100均で購入。
材料が、コットンとワックスと記載されてたので
イケるかなと思いましたが、やっぱり
革縫い用の糸の方が、革との馴染みが良いです。
良い色と質のものを見つけたら
また解いて縫い直そうとも思っています。
縫針は、糸が通るものであれば何でも使ってます。
▲③ヘアゴム。
こちらも100均で購入しました。
▲④穴あけポンチとハンマー。
100均ショップでも見かけますが、
これはホームセンターなどで購入しました。
いずれも数百円で購入できます。
ポンチの穴直径は数種類あり、私は縫い穴用に1.5mm(上写真中央)を使用してます。
因みに、穴を開ける時は、革の下敷きとして
厚みのあるゴム製のプレートなどを使います。
私は要らなくなったパンフレットと
タオルで代用しています。
⑤ハサミ
革を切る時は
厚手布地用のちょっと良いハサミを使い、
その他は普通の裁縫用・文具用のものを使っています。
製作時間は、デザイン(型取り)さえ決まれば
2時間もあればできる感じです。
▲ケースとは関係ないですが…
デジカメモニターに保護フィルムを貼りました。
初め、互換性のフィルムを購入したら
縁の部分をカバーできてないもので(右写真)
純正のものを買い直しました(左・中央写真)。
純正ケースご紹介
PowerShot G7 X Mark IIの純正ケースの一部です。
本革カメラケース。amazonさんでは
8,000円〜1万円前後で出ているようです▼
合成皮革製品 1,380円▼
【ロワジャパン】キャノン CANON PowerShot G9 X G9 X Mark II CSC-G9 専用 カメラケース CSC-G7 【ダークブラウン】
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高級PUレザー製 2,000円▼
*PUとはポリウレタン樹脂性のことです。
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追記:縫糸を変える
▲やっぱりちょっと縫糸の色が気になって
手芸屋さんでこちら購入しました。
既に蝋引きされた革縫い用のクラフトレース。
と、ついでに革針も。
クラフトレースは25ヤードで@518円、
(1ヤード=0.9144 メートルなので、22.86m)
革針は2本入りで@486円のを買いました。
これを使って、ちょっと色変えしてみます。
▲底辺から縫っていきます。
ステッチも変えてみました。
▲完成してデジカメを収納したところ。
想像してましたけど、前よりギッチギチ!
▲前の100均ピンク糸よりも随分馴染んでます。
革が伸びてフィットするまで
暫くは、出し入れが大変そうですけど。
▲縫い終わりの始末は、ハンマーで縫い目を打ち、
できるだけ平らにしてからボンドで留めます。
おわりに
木製もそうであるように
革で作ったものは、使えば使うほど手に馴染んで
愛着も増してくるものです。
自分で作ったものとなると、尚更です。
私は、革細工に関しては、
最初に長財布キットで大まかな扱い方を知ったきり
我流のハンドメイドを楽しんでいます。
ディアゴスティーニさんから、
「はじめてのレザークラフト」が出ましたね!
(2019年1月30日創刊)
ちゃんとした革細工スキルを身につけるなら
この様なアイテムを利用するのもテかと思います。
今回出来上がったデジカメケース。
フリーハンドで、継ぎ接ぎあり
生地も縫い目も、デコボコしてますが
日に日に可愛い存在になっています。
何しろギッチギチですので
出し入れが少々手間取りますが、暫くは
これでいってみましょうね。
▼関連記事はこちらです。
一眼レフを下取に出して購入したデジカメ▼
このスケジュール帳カバーの余り革で作りました▼
スケジュール帳カバーにポケットつけました▼